『人を操る禁断の文章術』の読書レビュー
【アフィリで稼いでる人は必ず読んでる!?おすすめ本5選】でも紹介している
メール、企画書、LINEで使える!読み手の心を自在に操るメンタリズム文章術
『人を操る禁断の文章術』のレビューを書いてみました。
ご購入の際などの参考にしていただければ幸いです。
初心者にもわかりやすいコピーライティング実用書
コピーライティング(広告宣伝文)の書き方を、シンプルに分かりやすくまとめた本
それが「人を操る禁断の文章術」の私の所感です。
コピーライティング関連の実用書として、誰もが知っているような有名な本には
『影響力の武器』や『現代広告の心理技術101』などがあります。
ただ、これらの本は”やや難解”というか、洋書ということもあって読みにくいんですよね。
読みにくいのでなかなか理解もしにくい、という難点もあるわけです。
ですが、『人を操る禁断の文章術』は、そういった難解な書籍のエッセンスだけ抽出して書かれており、ライティング初心者でも実践しやすい具体的方法論が分かりやすくまとめられています。
コピーライティングのテクニックとしては、とくに目新しいことは書かれてないかもしれませんが、人に行動を促すための文章を書くという点において、これだけシンプルにまとめられている本は、そうないかもしれません。
「人を行動に導くための文章」が書けるようになる
この本の裏表紙にはこう書かれています。
本書は、相手を思うままに
行動させたい人のための本です。美文のコツは書かれていませんが、
相手に読まれる文章、
相手の心を動かす言葉選び、
相手を行動に導くための技術については
ふんだんに盛り込まれています。相手の想像力を使って、
最も激しく心を動かすことができる方法
これがメンタリズム文章術です。
自己満足のために文章を書くのではなく、
人に行動してもらうための文章を書く
それはメンタリストDaigo氏の得意分野でもあるのでしょう。
文字や文章で人に行動を促すためには、様々なテクニックや心理技術の学びが必要不可欠です。
この本の目次を見るだけでも、何かしら勉強になると思いますので、ぜひ参考にしてください。
『人を操る禁断の文章術』の目次
【まえがき】
■ 文章のたった一つの目的、それは「今すぐ人を行動させること」
■ 口ベタなら、文章を学べ
■ この文章術で、読み手の心は思うまま
【第1章】文章が持つ力は∞(無限大)
買うはずでなかった高価なものを、衝動買いさせた文章とは
■ A、B、Cの3つから、あなたが選ぶのは・・・
■ 「やせる・稼ぐ・口説く」は、すべて文章でできる
■ 人生のあらゆる問題は、文章が解決してくれる
■ 誰も教えてくれない、人を動かす文章のルール
『COLUMN1』 ありきたりな文章を、サクッと名文に変える方法
【第2章】「書かない」3原則で人を操る
人を操る文章の共通点とは?
原則1「あれこれ書かない」
■ 「伝わる文章」よりも「したくなる文章」を書く
■ ワンメッセージ・ワンアウトカムの原則
■ 伝えたいことを1つに絞ると、人は動く
原則2「きれいに書かない」
■ 小綺麗でお利口な文章は読まれない
■ 人を動かすのは「論理」ではなく「感情」
■ 自分を正当化する人間の心理を利用する
原則3「自分で書かない」
■ 文章は自分で考えるな!書くべきことは相手の心の中にある
■ 相手の心をのぞき見るマインドリーディングとは?
クリスマス前に「おひとり様」を集めるひと言が思いつきますか?
【第3章】人を動かす7つの引き金で、何を書けばいいかもう悩まない
読み手の心を撃ち抜くテーマとは!?
■ 感情を揺さぶり、人を行動に駆り立てる7つの引き金
トリガー1「興味」
■ スマホを3分さわるだけで、相手の興味が丸わかり
■ どうして、一度も会ったことがない相手の興味がわかるのか?
トリガー2「ホンネとタテマエ」
■ なぜか信頼される人は、本音と建前を上手に使う
■ 本音と建前の間に隠された、すさまじい欲望を利用する
■ 気難しい上司、ところがこの8文字をメールに入れただけで・・・
トリガー3「悩み」
■ 4文字で悩みを当てるメンタリストのネタ帳をご紹介
■ 年齢がわかれば、ほぼ確実に悩みは当てられる
トリガー4「ソン・トク」
■ なぜ、ワケあり商品に惹かれてしまうのか?
■ デメリットを利用して、信頼を勝ち取る方法
トリガー5「みんな一緒」
■ 憧れのあの人が使っていると欲しくなる
■ 「自分だけ乗り遅れるかも」という恐怖が、人を駆り立てる
■ 高確率で不動産を買う気にさせる方法
トリガー6「認められたい」
■ 正直、上司を思うままに操るには、この方法が一番
トリガー7「あなただけの」
■ 人は数量限定よりも情報の限定に弱い
『COLUMN2』 無意識から「いい言葉」を掘り起こすキッチンタイマーの使い方
【第4章】あとは、5つのテクニックに従って書くだけ
そのまま使うだけで自在に操れるようになる
テクニック1「書き出しはポジティブに」
■ 書き出しを少し変えるだけで。第一印象は操作できる
■ 書き出しに迷ったら、体験したことをポジティブに書けばいい
テクニック2「なんども繰り返す」
■ 勝率82%⁉ 繰り返しで説得力が増していく
■ 目上の人の心をガッチリつかみ、人脈を広げる文章の秘密
■ 5W1Hでカンタンに書ける!人たらしの文章術
『COLUMN3』 文章の決定力を高める伝え方のトレーニング
テクニック3「話しかけるように書く」
■ 会話を「文章化」するだけで、説得力が上がる
テクニック4「上げて、下げて、また上げる」
■ 並べ替えるだけで、あなたの文章にドラマが生まれる
■ ピンチは、文章でチャンスに変わる
テクニック5「追伸をつける」
■ ねらいは、読み手の無意識に残すこと
■ 相手の頭からあなたのメッセージが離れなくなる、追伸の書き方とは?
『COLUMN4』 メールは「下」から書こう
コメントを残す