「やり抜く力」を鍛える

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「やり抜く力」とは

ペンシルベニア大学のダックワースという人が

「成功を予測できる性質」として発表して以来

様々なところで注目を集めている非認知能力の一つで

GRIT(グリット)とも呼ばれています。

 

ちなみに昨日ご紹介した「不適性検査スカウター」も

色々な「非認知能力」を計測しています。

昨日の記事 ↓ ↓ ↓

定着しない人材を見分ける「不適性検査スカウター」

2017年9月6日

※「非認知能力」とは、人の気質や性格的な特徴のことで

いくつかの心理学的な質問に答えることで数値化されます

 

IQテストや学力テストで計測される「認知能力」よりも

それらでは計測できない「非認知能力」の方が、

学歴・年収・雇用など、人生の成功に対して

長期にわたる因果関係を持っているそうなので

「やり抜く力」などの非認知能力を鍛えることはとても重要です。

 

非認知能力には「やり抜く力」の他にも「誠実さ」や

「忍耐強さ」「社交性」「好奇心の強さ」など

様々な能力がありますが、それらの多くは

人から学びながら獲得する能力であるとのこと。

 

つまり教育やトレーニングによって鍛えることができる、

伸ばすことができる能力だということです。

 

スタンフォード大学の心理学者ドゥエック教授によると

「やり抜く力」の定義は

”非常に遠い先にあるゴールに向けて興味を失わず、

努力し続けることのできる気質” であり

それを伸ばすためには「心の持ちよう」が大切であると言います。

 

ドゥエック教授らの研究では「しなやかな心」を持つ人

つまり、

「自分のもともとの能力は生まれつきのものではなく、

努力によって後天的に伸ばすことができる」

ということを信じる人は「やり抜く力」が強く、

親や教師から定期的にそのようなメッセージを伝えられた人は

「しなやかな心」を手に入れ、「やり抜く力」が強くなり、

その結果、成績などが向上したことが実験によって分かったそうです。

 

また、逆に「やり抜く力」を弱める「心の持ちよう」もあって

例えば「年齢と共に記憶力は低下する」とか

「社会的な身分が低いと成功できない」などといった

固定観念や先入観、レッテル貼りを刷り込まれた人は

それらを踏襲してしまうという結果にもなっているそう。。。

 

・・・それを考えると

「人はそう簡単に変わらない」

というメッセージを発するのではなく

「人は努力によって変わることができる」

そんなメッセージを発信し続けることが

やはり大事ですね。

 

今日はそんなことを思いました。

 

・・・そうやって互いの人生の成功と自由を

育んでいきたいものです。

 

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